わらしべ第二の保育
わらしべ第二の子どもたちの様子をご紹介します。私たちは、各年齢ごとに子どもたちの心と身体の育ちを支えています。
0歳児 ひよこ組
安心した環境の中で過ごせるよう、一人ひとりの生活リズムを大切にしています。
天気の良い日は戸外に出かけ、園庭やわくわくひろば、お散歩を楽しんでいます。たくさんの人や物と触れ合いながら様々な経験をしています。
離乳食はご家庭で試していただいた食材を園でも提供。食事の形状についても個々に合わせて対応しています。
(入園した頃は睡眠や離乳食など一人ひとり時間が異なりますが、園での生活リズムがついてくると、みんなで食事や、あそび、睡眠ができるようになってきます。)
1歳児 つくし組
まだまだ月齢差も大きい1歳児。安心した生活の場となるよう、子どもたちの発達に合わせて体を動かせるスペース、歩行を楽しめるスペース、じっくり遊べるスペースなど手作りの仕切りも使って保育室の環境を工夫しています。歩行が安定してくると、ぐーんと世界が広がり、好奇心の芽が育ちます。
おもちゃだけでなく、お友だちや先生の真似をして遊んでいることも。単語から少しずつ会話となり、人との関わりも楽しんでいます。
ダイナミックな遊びにも挑戦!
2歳児 たんぽぽ組
友だちの存在に気づき、一緒に遊ぶ楽しさに気づいていきます。時にはケンカをして痛みを経験することもありますが、しばらくすると(いつの間にやら)仲直り。
「じぶんで!」という気持ちも芽生え、ちょっぴり難しいことも自分で頑張ります。できたことが自信となり、身の回りのことがだんだんと自分で出来るようになっていきます。
ごっこ遊びが好きで、スカートを履いたりバンダナをしたりして、プリンセスやおみせやさんなど、すぐに変身。お話も上手になってくるので、会話の内容も大人のようです。
3歳児 すみれ組
じぶんの気持ちを言葉で伝えられるようになってきます。集団へと意識が広がり、ルールのある遊びも大盛り上がり。勝ったり負けたり、譲ってもらったりなど色々な気持ちにも触れています。
4歳児 ゆり組
いろいろなものに「興味」を持ち、今日・明日・曜日など時間の感覚が少しずつ分かり、見通しが持てるようになってきます。食物、植物、生き物などを育てる中で、「命の大切さ」にも触れていきます。
体の使い方も上手になり、様々な遊びを発見したり、ちょっと難しい事にも挑戦したりしています。
5歳児
保育園最後の一年間で、子どもたちの「からだ」と「こころ」はさらに大きくなります。知りたいこと、やりたいことがたくさんの年長児。月1回の習字指導では、なめらかな筆の動きを感じながら“ひらがな”50音を学んでいます。
異年齢保育では、小さい子との関わりを通して、年長児の自覚が生まれてきます。就学に向け、様々な活動に取り組みながら、実りある一年を過ごしています。
わくわくひろばでの遊び
今年度から使い始めたわくわくひろば。たくさんの木々や草花があり、はじめは職員もどのように使っていけばよいのか悩みました。何が植えてあるのかを知り、どこが危険個所なのか点検し、徐々に遊びも広がっていきました。遊歩道では、かけっこしたり、三輪車、足こぎバイクで走り回ったりしています。時には、散歩に出かける練習をするクラスも見かけます。途中、実のなる木があり、ブドウ棚はトンネルのようになっているので子どもたちは見上げながら通ったりしています。
木登り、虫・木の実探し
登れそうな木もたくさん。木の太さ、どこまでなら登っても大丈夫なのかを確認しながら登っています。
虫探しが大好きな男の子は、石や木を動かし色々な虫も見つけています。木の実が出来る頃には一粒ずつ取ったり落ちているのを拾ったりと一人ひとり違った楽しみ方をしています。
わくわくがいっぱい!?
わくわくひろばで土の盛り上がりを発見!!「これは何かが通った跡だぞ!」と探索が始まりました。跡を追っていくと、あちこちに。日によって場所も変わります。これはどうやらモグラ?!ということで、通り道にひろばで見つけた木の実(姫リンゴ)を置いてみることに。食べてはいなかったけれど、いつか会える日がくるのかな?と楽しみにしています。
畑
たくさんの野菜を植え、世話をしたり収穫したりしています。土に触れ、採れたての野菜の重さや匂いを感じたりしています。野菜に触れたことから、ごっこ遊びが始まったり、給食の先生がたいへんだからと洗ってからお届けしたりと子どもたちのいろいろな成長も感じています。